安倍氏の自民党総裁への返り咲き後、党の支持率も右肩上がりで、現在の自民党の支持率は既に30%を上回っている。しかし、中国社会科学院日本研究所の龐中鵬氏は「自民党が直面する難題は主に、自民党と同じように『右翼保守』を掲げる一部の新しい政党である。自民党はこれらの政党と戦う必要があり、各政党が連立を組めば、自民党の票を奪う勢力となり、票が分かれることによって、自民党が衆議院で安定多数の議席を確保することは難しくなる」と見ている。
また、共同通信社によると、自民党は安倍総裁の下、公明党との連立による新政権の樹立を目指しているようだ。公明党は長きに渡る自民党の盟友であり、この1年間も共に手を取り合って民主党と戦ってきたおかげで、民主党は今日のような衆議院を解散せざるを得ない状況まで追い込まれたのである。龐氏は「総選挙後、自民党が政権を奪還すれば、公明党との連立政権が発足する可能性は高い。自民党が他の政党と連立を組むかどうかについては、総選挙で獲得できる議席数が絶対安定多数の260以上か、安定多数の245以上か、或いは過半数の230以上かによる。仮に絶対安定多数を獲得した場合、他の政党と連立を組む必要はない。安定多数か過半数の場合には、政権の安定を図るために、連携も考慮しなくてはいけない」との見方を示している。
安倍晋三再次当选自民党总裁后,其党派支持率也直线上升。目前,自民党支持率已超过30%。不过,庞中鹏认为,自民党面临的挑战主要在于和自民党同样打着“右翼保守”旗号的一些新兴小党,他们将是自民党需要面对的竞争对手,如果这些小党合流,就会分走拥护自民党选民的选票,致使选票分散,自民党将难有赢得众议院多数议席的把握。
而据共同社报道,自民党在安倍晋三的带领下力争与公明党携手重新执政。公明党长期以来都是自民党的伙伴与盟友,这一年中都是自民党与公明党一起联手对抗民主党,才有了今天民主党无奈解散众议院大选的结局。庞中鹏认为,大选后,一旦自民党夺取政权,肯定会继续与公明党保持执政联盟的关系。至于自民党会不会与其他党派联合,这取决于自民党在此次众议院大选中所获得的议席数,是绝对多数议席(260个以上),还是相对多数议席(245个以上),或是勉强成为众议院占有多数议席的政党(230个以上)。如果是绝对多数,自民党就无需联合其他政党;倘若是相对多数或数勉强获得多数议席,那么,为了巩固执政地位,自民党就需要与其他政党联合执政。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月19日