◇国民の心境に変化 行動で隣国の信頼を得てほしい
朝日新聞は今月4日の社説で、安倍内閣の歴史問題をめぐる「価値観」は見当がつかない、これが「右傾化」批判を招く原因にもなっていると解読。その歴史問題に関する発言が日本と周辺国との関係に直接亀裂を生んでいる。本当に各国の懸念を緩和したいなら、実際の行動で証明するしかない。特に中国や韓国との関係で何らかの対応策を取り、突破口を模索してもらいたいと言及した。
国際基督教大学の千葉真教授は、「日本政治の右傾化はまぎれもない事実だが、5月以降そうした現象に変化がみられる。日本維新の会は慰安婦問題で支持率が一気に下がり、アベノミクスの偽善性も日に日に明らかになり、日本の国民が徐々に良識を取り戻している。日本は平和外交を展開し、平和的視点を構築し、隣国との領土問題を平和的に解決する方法を模索するべきだ」との見方を示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月21日