痛と楽
ネットユーザーが「漢語8級全真巻」を見て色々とコメントを寄せている。「笑、最近は外国人も中国語を勉強するのか!中国語等級試験も受けるのか!英語に“苦しめられた”仕返しができた!」「広く深い中国語の海を渡るがいい。果てしなく苦しい航海だ!」「難しすぎて国に帰っちゃうんじゃない?」「今度海外に行くことがあれば中国語を話して、羨ましがらせてやる!」
多くのネットユーザーは、過去に英語試験で苦しめられた経験がり、今は多くの外国人が中国語の試験に困っているのを見て、気が晴れたような気分になっている。シドニーで留学する郎朗さんは、「シドニーに来た当初は、食品、生活用品・・・分からない単語ばかりで困ってばかりだった。特に授業中は、先生が色々な単語で同じ意味を表現し、構造も複雑で、作文の修辞法なんてまったく分からなかった。外国人が中国語を勉強するときは私たちの英語学習以上に難しいことを祈ってる。笑」とつぶやく。
中国人は心ゆくまで「快感」を表現し、その中にも祖国と中国人に対する誇りを滲ませる。ますます多くの外国人が中国語を学び始め、HSKの受験者数も増え続けている。統計によると、世界106カ国と地域で400カ所近い孔子学院と500校以上の小中学校で孔子課堂が開設され、全世界の中国語学習人口は4000万人に達している。これは中国の国際的地位の向上と中国語の国際社会での影響力の強まりの表れである。
米タイムズ紙アジア版は「先を行きたければ、中国語を勉強しよう」と題する記事を発表。今後世界中でより多くの人が“Get Ahead Learn Chinese”(急いで中国語を学べ)と声を上げれば、中国語はしだいに各国の第二言語となっていくだろう。外国人たちの“苦痛”はまだまだ始まったばかりかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月5日