もちろん日本もチャンスを待っているだけではない。時が熟した時には自ら進んで望む結果を手に入れるつもりだ。実際に武器輸出三原則の撤廃、平和憲法の改正、自衛隊を国防軍に改称、自衛隊の海外派遣、集団的自衛権など日本国内には一連のこうした動きがある。将来、憲法の束縛から脱却し、「戦争宣言権」を改めて手にする可能性すらある。
日本の安倍内閣は一歩一歩歩みを進めている。一旦目標に到達すれば、自ら進んで米国の日本への疑いに挑み、自ら正常な大国の道に邁進する可能性がある。
22DDH型護衛艦「いずも」自体は大型艦船の角度からみると何も大したものではなく、周辺国の大型艦船や空母に対する脅威とはならない。本当の危険は、この艦船が就役後にもたらす信号だ。
今後この道を歩み続ければ、日本は本当に空母大国、海軍大国となり、当時の日本帝国の道に再び舞い戻るかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月9日