中国の領海 他国は中国のルールを守るべき=海軍高官

中国の領海 他国は中国のルールを守るべき=海軍高官。

タグ: 張召忠 釣魚島

発信時間: 2013-08-19 10:59:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍の張召忠少将は18日、広州市の読書奨励イベント「南国書香節」において、「海洋の係争を解決するため、中国は法律の武器を手にし、国際法を順守すると同時に、ルールを制定するべきだ。他国は中国の領海に入った場合、中国の定めたルールを順守しなければならない」と語った。

張少将は、「現在の中国社会では、釣魚島問題もしくは南中国海問題について取り沙汰されると、すぐに武力行使を口にする人がいる。海洋の係争・問題は歴史問題を伴っている。歴史をはっきりさせ、それから法的根拠を手にし、これらを基礎として外交交渉の手法により係争を解決すべきだ」と提案した。

張少将は、「遠洋に向かう中国は、国際法を順守すると同時に、他国に対してルールを設定すべきだ。中国は釣魚島問題で、すでに日本側にルールを設定している。日本が昨年9月に釣魚島の国有化を宣言すると、中国は釣魚島周辺の領海の基準点と基準線を宣言した。その後、中国の漁政船と海監の法執行船は、釣魚島の12カイリ内の領海で、常態化された巡航を実施している」と語った。

張少将は、「国連憲章などによると、戦争もしくは武力により係争を解決することは、国際法に違反している。しかしこれは、武力により係争を解決できないというわけではない。ここには中間地帯が存在する。国家は法的な角度から分析し、法律を武器として、合理的に力強く節を守りながら紛争を解決し、中国は責任ある国家だと印象付けなければならない」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月19日

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