日本の主力武器
10式戦車
三菱重工が生産する第4世代戦車の10式戦車は最新の技術成果「C4I」を搭載し、指揮・統率・通信・コンピュータ・情報を集約化し、戦車間の情報共有を実現した。歩兵のように野外コンピュータ・ネットワーク・システムにより一体化し、戦車と歩兵の協力を図る。
アジア一流の軍艦
海上自衛隊は各艦艇を約160隻保有しており、そのトン数は計45万トン以上に達する。海上自衛隊は、最新型のあきづき型ミサイル駆逐艦、16隻以上の潜水艦、排水量1万3500トンのひゅうが型ヘリ搭載駆逐艦を保有している。そのうち「ひゅうが型」の「ひゅうが」と「いせ」はヘリコプターを搭載でき、サイズが大型であるため「準空母」と呼ばれている。新型ヘリ搭載駆逐艦「22DDH」の1番艦「いずも」が今年8月に進水を終え、2015年に正式に配備される見通しとなっている。
水陸両用機US-2
世界で水陸両用機を製造できる国は、日本・カナダ・ロシアの三カ国のみだ。日本の水陸両用機は、新明和工業が生産するUS-2で、主に救難・捜索および海上監視に用いられる。機体の重量は約40トンで、飛行速度は時速90−100キロに達し、超低空飛行が可能で、波の高い海上に降りることもできる。エンジンには特殊な設計が施されており、最長行動半径は1900キロ、捜索時間は2時間に達し、途中給油により航続距離が4500キロに達する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月28日