日本の大型軍需企業
三菱重工:圧倒的なリーディングカンパニー
三菱重工は日本最大かつ最も全面的な軍需品製造メーカーで、製品には戦車、艦艇、戦闘機、航空宇宙システム、ロケットなどが含まれる。三菱重工が毎年生産する軍需品は、日本防衛製品の約30%を占める。米国がこのほど発表した「世界軍需企業トップ100」のうち、三菱重工は33位に入選した。三菱重工は一度解体されたが、1964年に再編された。
三菱重工は船舶・艦艇の製造から始まり、100年以上の軍艦建造の歴史を有する。三菱重工は長崎造船所・神戸造船所・下関造船所を持ち、海上自衛隊の約半数の潜水艦と3分の1の駆逐艦を建造している。
ミネベア:精密部品メーカー
ミネベアは世界で最も重要なギアメーカーで、空対地爆弾投下装置、火工品(火薬を使用する特殊部品)、火器の製造を得意とする。
ミネベアは第二次世界大戦の空襲で焼け残った工場で生産を開始してから徐々に拡大した。現在の従業員数は260人未満だが、その製品の種類は1200−2000種に達している。その中心は、航空機や魚雷用の部品だ。ミネベアには生産ラインがなく、すべての部品は受注後、従業員の手作業によって加工される。ミネベアの生産原則は、「製品が必要なタイミングに100%使用する」だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月28日