シンガポール紙「聯合早報」の公式サイトは11月6日、トヨタ自動車が運転手の気持ちによって車体の色が変わるコンセプトカーを開発していると報じた。同車には、運転手の表情を察知したうえで、目的地を提案したり、ほかの車両との通信を通して安全な走行距離を確保するなどの機能があるという。
この「トヨタV-2」コンセプトカーは、今月中に開催される東京モーターショーに登場する予定で、まだ完成していない。トヨタの商品企画部の森和糾夫経理は、「若いころからスマートフォンやiPadを使い慣れたデジタル時代の消費者をターゲットにしている。まだ開発の早期段階にあり、車が察知できる気持ちの確定が難関である」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月6日