日本4大自動車メーカーの純利益が過去最高に 中国での信頼度高い

日本4大自動車メーカーの純利益が過去最高に 中国での信頼度高い。

タグ: 日本 自動車 利益 中国市場

発信時間: 2013-11-08 14:04:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の8大自動車メーカーは6日、2013年度の上半期決算(4月から9月)を次々と発表した。8社はいずれも売上高を伸ばし、ダイハツ工業を除く7社が増益を実現し、トヨタ自動車、スズキ、富士重工業、三菱自動車の4社は純利益が過去最高となった。「環球時報」が伝えた。

日本の自動車メーカーの業績が好調となった主な理由は、円安と北米市場の好転だと見られている。日本経済新聞によると、13年上半期、円相場は1ドル100円前後を維持。前年同期は1ドル80円で、円安だけで7社に1兆円の利益をもたらした。朝日新聞は、「アベノミクス」は円を低下させ、需要が回復し始めた北米市場で引き続き好調な売り上げとなると予想。日本市場でも2014年4月の消費税率引き上げ前に駆け込み需要が起こり、売り上げは伸びると見られる。

日本の自動車最大手のトヨタは6日、2013年上半期の純利益は前年同期比82.5%増の1兆円に達したと発表。また、同社は、13年度の営業利益を1兆9400億円から2兆2000億円に上方修正した。2兆円の突破は、2007年度に2兆2703億円の過去最高を更新して以来6年ぶりとなり、今年度はこの水準に迫る見通し。

北京のあるトヨタ販売店でもここ2カ月、売り上げが大幅に増加している。ある販売担当者は、環球時報に対し、「RAV4や新型レイツなどの新モデルが消費者の購買意欲を刺激した。日系ブランドが中国市場に多くの顧客を持ち、ブランドの信頼度も高いことが売り上げ回復を促した」と話した。北京のあるホンダ4S店(販売、部品提供、アフターサービス、情報フィードバックを手がける総合的サービス店舗)の販売担当者は、「ここ半年の値下げ幅は8000元から1万元で、10月のゴールデンウィーク後、値下げ幅は5000元から6000元に縮小した。値上げしたのは代理店ではなく、メーカー側である」と明かした。また、「近ごろ販売が好転していることから、メーカーは代理店が行う販売促進への支援を適度に減らした。2012年の中日関係の悪化により日系車の売り上げが不振となってから、代理店は一時期、儲けなしで販売していた」と述べた。

共同通信社は、トヨタの好調な業績は日本の景気回復を促す可能性があると見ている。しかし、日産の北米地域での利益は競争激化により減少しており、ロシアやインドなどの新興市場でも低迷し、税引前利益は2.6%減となった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月8日

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