フランスのテレビチャンネル「フランス2」は、「中国海は危険と懸念に満ち溢れている」とし、次のように論じた。米国は艦艇を極東に配備し、第7艦隊を常駐させている。向こう数年で米海軍の兵力の60%はアジア太平洋地域に配備される見通しだが、中国はこれまでと異なる自信を見せ、東中国海防空識別圏の設定と法執行船の釣魚島海域への再派遣を通して自身の主張と力を示している。その上、剛柔2つの方法を交替でとり、東中国海で強硬な態度を示すと同時に、医療船をフィリピンの救援活動に派遣した。
フランスのテレビ局「ユーロニュース」は、中国が強調するように防空識別圏は航行の自由を妨げないが、経済・軍事力をはっきり示すものだと論評。カナダの「モントリオール・メトロ」は、実力の向上により、中国は設定する防空識別圏内で防空識別の任務を履行できる能力を有し、海洋の主権アピールの際にさらに積極的になれると論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月25日