日本保護は米国にとって不利益、米日同盟を撤廃すべき

日本保護は米国にとって不利益、米日同盟を撤廃すべき。 米国のアジアにおける同盟関係は、軍事的な覇権と支配の継続を示している。これは権力の不均衡だ。米国は日本と手を切るべきで、そうすれば中米のウィンウィンの関係を構築する条件が整えられ、アジアの安定を維持できる…

タグ: 米日同盟  撤廃 スティーブン・ハーナー

発信時間: 2014-02-20 10:43:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国務省出身、独立系シンクタンクの学者であるスティーブン・ハーナー氏は、このほどロンドン政治経済学院で開かれた「2014年中国発展フォーラム」で環球時報の記者に対して、「アジアにおいて、米国を抜きにして中日関係を語ることはできない。これが三角形の地政学的な関係だからだ」と語った。ハーナー氏はシティバンクの勤務経験を持ち、2006−2010年に中国平安銀行の副総裁に就任した。ハーナー氏は現在日本に住みながら、コンサルティング会社、楊子世紀の董事長に就任している。米中日の間を歩き回るこの学者は、米日同盟をなくせば中国とウィンウィンの関係を構築し、アジアに安定をもたらすことができると考えている。

――東中国海の情勢が緊張に向かう中、新たな冷戦が起きる危険性はないか?

ハーナー氏:新たな冷戦の危険性はないと思う。中日関係はまずい状況に陥っており、両国にとって不利である。日本の態度と行動は米国の影響を受けるため、米国を抜きにして中日関係を語ることはできない。これが三角形の地政学的な関係だからだ。米国はアジアの政策に対して、中国の現在の合法的な権益と政策の注目点を重視しておらず、常に凍結状態で、戦後の米日同盟と冷戦の枠組みを維持している。これは現在問題となっていることだ。米国は新型大国関係を受け入れる準備をしていないようだ。

――ケリー国務長官が先ほど訪日した際に、日本に対する保護の義務について再び約束したが、これをどう見るべきか?

ハーナー氏:バイデン米副大統領も訪日中に、米日同盟は我々の安全の基盤だと述べた。このような言い方は何度も繰り返されているが、率直に言えば、これは米国の根本的な利益に合致せず、むしろ米国防総省の官僚の利益に合致している。当然ながら、バイデン氏の別の発言は正確だった。中米両国の関係は、国際関係における長期的な「核心的組織の原則」になると指摘したのだ。米国のアジアにおける同盟関係は、軍事的な覇権と支配の継続を示している。これは権力の不均衡だ。米国は日本と手を切るべきで、そうすれば中米のウィンウィンの関係を構築する条件が整えられ、アジアの安定を維持できる。

 

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