3月12日付の読売新聞によると、日本外務省は11日、マレーシア航空の不明機の救助活動を支援するため、日本は国際緊急援助隊をマレーシアに派遣したと発表した。
マレーシア政府の要請に応じ、日本は8人の自衛隊員を先遣隊としてクアラルンプールに派遣した。
飛行機事故の捜索活動に、自衛隊が国際緊急援助隊を派遣するのはこれが初めてだ。
また共同通信社の報道によると、小野寺五典防衛相は11日夕方、防衛省で取材に応じた際に、「マレーシア政府が不明機捜索の支援を求めてきたため、国際緊急援助隊の派遣に関する法律に基づき、自衛隊のC-130輸送機を派遣する予定だ」と語った。
小野寺防衛相は、「輸送機派遣前に、マレーシアの首都・クアラルンプールの付近に先遣隊を派遣する。調査チームはマレーシア当局の現在の捜索状況などを聞き取り、航空自衛隊の輸送機が提供できる支援について検討し、具体的な派遣時期と活動区域を決定する」と表明した。
菅義偉官房長官は11日の記者会見で、「マレーシア政府は10日夜に外交ルートを通じ、不明機に関して日本の支援を求めてきた。国家安全保障会議と関連省庁がこれに対応していく。政府はマレーシアからの要請に全力で応じるだろう」と述べた。小野寺防衛相は、「マレーシアは、日本の航空機による支援を強く求めている」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月13日