イギリスの「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」のウェブサイトの4月15日の報道によると、日本の小野寺五典防衛大臣は、日本が先端技術デモンストレータX(ATD-X実験機 心神)の2014年中の初飛行を計画していることを明らかにした。同機は、航空自衛隊の三菱F-2支援戦闘機に代わる将来の戦闘機の試作だという。
小野寺防衛大臣は、4月10日に開かれた外交防衛委員会で、「2月に私はATD-Xが作られている三菱重工業の航空機製造工場を視察した。そこで、同機は今年初飛行するという報告を受けた」と述べた。また、「防衛省は技術の成果とコストの効果などに基づき、将来のステルス戦闘機の生産について、2018年度までに自主開発するか、それとも国際協力を通して生産するかを決める」と話した。
しかし、日本のATD-Xを基盤としたF-3戦闘機の開発計画は米国に反対されると見られる。米国は過去に日本による戦闘機の自主開発を阻止したことがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月18日