安倍首相は、一連の安全政策は、世界の平和・安定に貢献する「積極的平和主義」という理念を支えるためのものだと強調している。安倍首相は外遊などの機会を利用し、各国の首脳に説明し、理解を求めている。
安倍首相の式辞が終わると、列席者全員が12時に黙祷を捧げる。それから天皇、衆参両院議長、最高裁判所長官、遺族の代表者が式辞を述べ、列席者が献花する。列席を予定している遺族のうち、最年長者は100歳、最年少者は7歳となっている。
中国外交部は、「日本の軍事安全面の政策の動向は、日本の国としての発展の動向に直接結びつき、地域の安全環境とも関連する。中国は、日本が平和的発展の道を歩み続けるか否かを注視していく。日本は軍事安全面で慎重に行動し、地域の国家の安全に対する関心を尊重し、地域の平和・安定を損ねることをすべきではない。日本の集団的自衛権の行使容認について、中国は何度も日本に関心を表明し、中国の主権と安全の利益を損ねぬよう求めてきた。中国は日本の関連動向を今後も密接に注目し、国家の安全と地域の平和・安定を維持していく」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月17日