中国が最高ランクの抗日戦争勝利記念を実施――中国共産党中央政治局の7名の常務委員が3日、北京市郊外の盧溝橋付近に位置する中国人民抗日戦争記念館に集まると、69年前の硝煙が漂う時代、未だに歴史の「わだかまり」を残している中日関係が、世界の各メディアの注目を集めた。
3日は中国が法制化してから、初の抗戦勝利記念日となった。日本メディアは「破格」の記念活動から、中国の「日本に対する雰囲気の悪化」を感じ取った。この雰囲気に直面した日本当局は反省の意思を示さないばかりか、歴史の弁解という「十八番」を披露した。
菅義偉官房長官は、日中関係で重要なのは「未来を見据える」ことであり、日本が「戦後平和国として歩んだ道は、国際社会から高く評価されている」と称した。これはまるで日本が69年前に木の股から生まれ、それまでの罪とはまったく関係ないかのような言い分だ。実質的な変化を避けながら、日本は対中関係の膠着から抜け出すことに期待している。日本は11月に北京で開かれるAPEC首脳会議を、絶好のチャンスと考えている。
北京の晩秋は中日の「雪解けの季節」になるだろうか?アナリストは、「前向きな回答を得たければ、日本は誠意を見せなければならない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月4日