(5)最新の強襲揚陸艦「アメリカ」就役 次世代駆逐艦も進展
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米国では昨年10月、タラワ級強襲揚陸艦を代替する最新型強襲揚陸艦「アメリカ」号が正式に就役した。次世代大甲板揚陸艦である「アメリカ」号は、ティルトローター航空機「V-22」(オスプレイ)や戦闘機「F-35ライトニングⅡ」などの最新機や未来の航空機の搭載が可能。多国による連携行動に前方プレゼンスと戦略投射能力を提供し、米国の遠征打撃群の総体的な実力を高め、米国の上陸作戦能力を向上させる役割が期待されている。このほか米海軍ズムウォルト級駆逐艦(DDG-1000)の研究開発も重要な進展を実現している。同艦がエンジン点火にこぎつけたことは、艦全体のシステムの検査と調整、有効化を進めるための鍵となる一歩であり、同艦建造にとっての重要な一里塚となった。