元兵士「人気取りのパフォーマンス」
「人気取りのパフォーマンスにしか思えない。戦死した仲間たちも喜ばないのではないか」真珠湾奇襲に参加した日本の元兵士は『毎日新聞』の取材に対してこう語っている。
元兵士の瀧本邦慶さん(95)は1941年、整備兵として空母「飛龍」に乗艦し、真珠湾奇襲に参加した。翌年6月には、日米ミッドウェー海戦で負傷し、九死に一生を得た。
瀧本さんは戦後、自らの戦争体験と反戦の願いを多くの人々に伝えようと、平和講演活動に参加してきた。集団的自衛権を解禁し、新たな安全保障関連法を成立させた安倍政権には危機感を覚えてる。安倍首相が「慰霊」のために真珠湾を訪問すると聞き、瀧本さんは憤っている。「安保法や特定秘密保護法の制定など、アメリカの喜ぶことばかりやってきているように見える。ハワイ訪問もその一つだ」
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