『ジャパンタイムズ』の2016年の報道によると、2015年には5803人の在日研修生が失踪し、そのうち中国から来た人は過半数の3116人にのぼった。過去5年でこの数字は増え続けている。これらの失踪した人々は、無許可のガイドなどで不法就労している可能性が高い。
研修生の間では「過労死」も珍しくない。
あるフィリピン籍の研修生は岐阜県で、鋼板切断や塗料に関連する仕事をしていたが、毎月の超過勤務は122.5時間に及び、わずかな給与しか支払われていなかった。この27歳の若者は結局、過度の労働によって疲れ果て、異国で亡くなることとなった。