パンダの赤ちゃん、中日関係に新たな希望をもたらすか

パンダの赤ちゃん、中日関係に新たな希望をもたらすか。 現在の中日関係は、友好という言葉ではなかなか形容できないものとなっている。だが白黒模様であどけない様子の中国のパンダは依然として、日本の庶民に深く愛されている…

タグ: パンダ 中日関係 上野動物園 経済 学者

発信時間: 2017-06-23 10:55:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

パンダの赤ちゃん、中日関係に新たな希望をもたらすか

シンシンの順調な出産を祝うため、東京都知事の小池百合子氏は、新しい赤ちゃんの名前を日本の人びとから募った。84歳になる日本のタレントで作家の黒柳徹子はシンシン出産成功のニュースを受け、「最近聞いた一番うれしいニュース」と語った。

経済学者の目には、パンダは非常に良好な「投資」と映っている。パンダは観光客を集め、動物園の収入を高めることができるはずだからだ。とりわけ赤ちゃんの誕生で、経済效応はさらに際立ったものとなる。関西大学名誉教授の宮本隆氏は、シンシン出産後、ジャイアントパンダは、毎年267億円(16億3千万元)の経済収入を日本にもたらすことになると論じている。宮本氏は同時に、今年は566万人の観光客が上野動物園を訪れると予測している。昨年の380万人と比べると47.2%増という高い伸びだ。

ジャイアントパンダは中国の友好の象徴であり、双方の政治関係の発展を推進することができる。「パンダ外交」は古くは唐代にまでさかのぼる。当時の女帝の武則天は日本の天皇に一対のパンダを贈っている。また1972年11月4日、パンダの「蘭蘭」と「康康」が初めて上野動物園に登場した。動物園には同日、この2頭の「竹を食べる」動物を一目見ようと大勢の人びとが押し寄せた。「蘭蘭」と「康康」は、中日国交正常化を記念するため、中国が日本に贈ったプレゼントだった。彼らの到来は日本ですぐに「パンダフィーバー」を引き起こした。

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