「雑巾を洗ったタライで足を洗っていること。雑巾を結構綺麗なものと捉えているのか、自分の足が雑巾と同じくらい汚いと捉えているのかは不明。」
→思わず笑ってしまう解釈。日本人妻たちは疑問に思いながらもどこか中国人夫を「面白い人」ととらえている。またそうでもしないと驚きに満ちた日々に対応できなくなってしまうのかも。
「一番というか、毎日がネタだらけ。」
「ありすぎて一つには絞れない…。」
→驚きに満ちたエンターテイメントな日々、とでも言えるだろうか?
座談会でも中国人夫に関する「ネタ話」は話題に事欠かなかったが、そうした「違い」に対する日本人妻たちのポジティブな態度が印象的だった。
「色々細かい所は違うので、面倒くさいと思うこともあるけれど、退屈しなくて楽しいなと思います。日本人とだったらちょっと違ったらイラっとすることもあるかも知れないけれど、中国人夫だと『こんなところも違うんだ』と笑ってしまう。」(Iさん)
国際結婚だけでなく、中日両国の交流にも実はこんな「違い」に対するポジティブな態度としなやかさが必要なのかも知れない。(文:玄番登史江)
「人民網日本語版」2017年6月22日