米軍がF-35Aをアジア太平洋に派遣、その狙いとは?

米軍がF-35Aをアジア太平洋に派遣、その狙いとは?。この措置はトランプ大統領の来月上旬の日韓訪問に向けた護衛行動であり、朝鮮に圧力をかけると同時に同盟国の日韓を落ち着かせることができる。またF-35は世界の購入者に懸念を抱かせているため、今回のアジア太平洋配備で販売を後押しできる…

タグ:F35  戦闘機 受注 トランプ 空母

発信時間:2017-10-30 14:45:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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 アナリストは「米国による今回のF-35A配備には、国際軍需市場で販売の将来性を高める狙いがある」と分析した。

 

 胡氏は「F-35はステルス性能が高く、電子技術が先進的で、一定の超音速巡航能力を持つが、次の2点が懸念されている。まず価格が割高で、同プロジェクトの研究開発と調達の総額は4000億ドル弱にのぼっている。標準版のF-35Aの単価は1億ドル以上。次に開発の遅れだ。F-35は設計が決まってから現在まで10年が過ぎており、その間にソフト、OS、射出座席などに問題が生じたことがある」と話した。

 

 米国政府と米軍は、値下げをしなければF-35の調達量を削減すると何度も表明している。これらの状況によりオランダなどの同盟国が二の足を踏み、調達量を減らす意向をほのめかしている。メディアの情報によると、F-35Aは対抗訓練で、F-16Dに負けたことがある。これはF-35の販売の将来性、利用者の信頼に大ダメージをもたらした。

 

 胡氏は「しかしF-35Aが、2018年に完全な作戦能力を形成することが証明されれば、大きな主導権を手にできるかもしれない。生産量を拡大すれば、1機当たりの価格は8500万ドルまで下がる見通しだ。そのためトランプ政権はF-35Aをアジア太平洋に配備することで、同機への自信を証明し、国内外の購入者の懸念を払拭しようとしている」と分析した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月30日

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