日本人が気にいっている「中国製」は何か

中国網日本語版  |  2022-01-03

日本人が気にいっている「中国製」は何か。

タグ:メイド・イン・チャイナ

発信時間:2022-01-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本のあるテレビ局は2017年、「日本人家庭からメイド・イン・チャイナが出て行くとどうなるか」という調査を実施した。その結果、衣類、靴類、タオル、コップ、目覚まし時計、電球、さらには下着などまで、日用品は一切なくなり、日本人家庭のメイド・イン・チャイナの数は619点に上ることがわかった。


 『環球時報』は日本人家庭のメイド・イン・チャイナについて調査を実施し、日用消費財や衣類は代わりのきかない存在となっていると同時に、メイド・イン・チャイナの電子機器も日本人に支持されていることがわかった。ある日本メディアは、中国製スマホなどの電子機器はコストパフォーマンスが高いだけでなく、品質も欧米や日本の商品に劣っておらず、「華流ブランド」が日本を席巻する日は近いかもしれないとの見解を示した。


 日本人の今井さんにとって、華為(ファーウェイ)のアクティビティトラッカーは日常生活で重要な存在となっている。昨年の健康診断で医師から高血圧、高血脂、高血糖を指摘された53歳の今井さんは、健康管理に気をつけることを決心した。友人に勧められ、今井さんはファーウェイのアクティビティトラッカーを購入した。


 「リアルタイムで運動、睡眠、心拍数などの各データを測定でき、コストパフォーマンスはとても高い。普段、仕事のストレスが大きく、睡眠の質が良くなかった時期があった。ファーウェイのアクティビティトラッカーは、睡眠不足を教えてくれる」と話す今井さんは、ノンレム睡眠の時間を延ばすため、睡眠前に牛乳を飲み、音楽を聞いてみることにした。


 記者がアマゾンや楽天などのショッピングサイトのコメント欄を確認して見ると、多くのメイド・イン・チャイナの「ファン」が様々な商品を勧めていることがわかった。あるユーザーは、「中国製のプロジェクターは画質がよく、角度を調整でき、高品質低価格で、家庭での使用に便利」だと書き込んでいる。また別のユーザーは、「以前はメイド・イン・チャイナをなんとなく信用していなかったが、近年、中国製は機能性、デザイン、コストパフォーマンスなどの特長により多くの日本人から好まれている。一方、電子機器や科学技術分野でかつてリードしていた日本企業はかなり遅れている」と書き込んでいる。


 44歳の専業主婦の吉田さんは、大変な家事に疲れ、試しに中国製の小米(シャオミ)ロボット掃除機を買ってみたところ、思いがけず新しい世界が開かれたと話した。彼女によると、日本人の居住空間は狭く、多くのことを床の上で行う為、常に清潔にしていなければいけない。別のロボット掃除機を使用したことがあるが、狭い空間ですぐに壁にぶつかっていた。それに比べて、シャオミの製品は柔軟性が高く、空間記憶機能もあり、掃除の効果も良い。


 吉田さんの息子は、同級生が中国ブランド・大疆のドローンを操縦し、空からかっこいい写真を撮影しているのを目にし、欲しくなった。吉田さんは息子の誕生日プレゼントに大疆のドローンを買ってあげることを検討している。

1  2  >  


Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで