王毅氏は、「今年は中日国交正常化50周年であり、双方が歴史を総括し共に未来を築く重要な契機でもある。現在の中日関係は依然として食い違いと課題に直面している。特に日本国内には常に、中国の急成長を見たがらず、中日関係の安定を見たがらない者がいる」と述べた。王氏はその上で、日本側に▽初心を忘れず、両国関係の正しい方向をしっかり把握する▽信用と約束を重んじ、両国関係の政治の基盤をしっかり守る▽時代の潮流に乗り、両国関係の広大な未来を共に切り開く――という3つの忠告を示した。
第13期全国政治協商会議委員、中華日本学会会長の高洪氏は7日、「環球時報」の取材に応じた際に、「3つの忠告は中日関係を正確に認識し形作る指針だ。日本にとってこれは良薬口に苦しの警鐘だ。利害で説き聞かせ、回り道しないようにとの善意を示しており、日本各界の関係者にとって熟慮に値する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月8日