王毅氏の「3つの忠告」③「時代の潮流に乗る」という新たな表現に注意すべき

中国網日本語版  |  2022-03-08

王毅氏の「3つの忠告」③「時代の潮流に乗る」という新たな表現に注意すべき。

タグ:王毅 3つの忠告

発信時間:2022-03-08 14:16:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国際問題研究院アジア太平洋研究所客員研究員の項昊宇氏は7日、「環球時報」に対して、「中国側のこの姿勢は日本側に積極的かつ明確なシグナルを発した。日本側が一方的に解読、もしくは意図的に曲解するのではなく、積極的に反応を示すことを願う」と述べた。

 

 注意すべきは、中国側が中日関係について「時代の潮流に乗る」という新たな表現を用いたことだ。王毅氏はこれについて言及した際に、「一国主義と覇権主義から世界の多極化と国際関係民主化への置き換えは歴史の必然であり、冷戦、同盟関係構築、地政学的対抗はもはや人心を得ない。日本側は流れに逆らうのではなく、時代の潮流に乗るべきだ。他人のために火中の栗を拾うべきではなく、また隣国を敵視し道を踏み外すべきではない。歴史を鑑とし未来を見据え、地域の平和・安定・発展に向け日本が為すべき貢献を為すべきだ」と述べた。項氏は、「時代の潮流に乗る」には、日本側に現在の「潮流」とは何か、中日関係にどのような影響を及ぼすかを正確に把握するよう促すという、深い意味が込められていると判断した。これは日本側による最近の中国への消極的な認識、及び政策の方向に対する正面からの忠告とも理解できる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月8日

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