王毅国務委員兼外交部長(外相)は18日、 日本の林芳正外相とテレビ会議の形式で会談した。新華社が伝えた。
王部長は「両国首脳は昨年、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築推進について重要な共通認識に至った。双方はこれを指針とし、国交正常化50周年を契機に、両国関係の政治的な基礎を固め、両国の先人達と両国民が共に努力して培い、苦労して得た友好局面をしっかりと維持し、揺るぎないものにし、発展させるべきだ」と指摘。
喫緊の課題として、(1)両国関係の正しい方向性をしっかりと把握する(2)両国関係に前進の原動力を与える(3)妨害要因を速やかに排除する必要性を挙げた。さらに「日本側は約束を厳守し、両国間の基本的信義を遵守すべきであり、中日関係を壊そうとする勢力を強大化させてはならない」とした。
林外相は「日本は中国側と共に、国交正常化の初心を忘れず、率直な意思疎通を保ち、誤解と誤った判断を減らし、敏感な問題を適切に処理し、政治的相互信頼を増進することを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年5月19日