5. 玉樹地震・舟曲土石流などの災害に打ち勝つ
青海省玉樹チベット族自治州玉樹県で4月14日7時49分、観測史上最も強い地震が発生した。8月7日23時40分、大規模土石流が甘粛省甘南チベット族自治州舟曲県を襲った。
2010年は中国で地震、洪水、干ばつ、台風、土石流などの大規模な自然災害が多発し、多くの犠牲者や経済損失を出した。党中央、国務院、中央軍事委員会の指導のもと、全党・軍・各民族が団結・奮闘、懸命に努力し、災害に打ち勝つことができ、中国の防災・減災に新たなページを刻んだ。
6.五中全会で「十二・五」計画が制定
中国共産党第17期中央委員会第5回全体会議(五中全会)が10月15日から18日まで北京で開かれた。会議では、『中国共産党中央委員会の国民経済・社会発展の第12次五カ年計画の制定に関する提言』が審議・可決され、科学的発展をテーマとすることは時代の要求で、経済発展モデルの転換の加速をメインとすることは科学的発展を推し進める上で避けては通れない道であることが強調された。
向こう5年の経済・社会の発展の主な目標に、経済の安定した比較的速い発展、経済構造の戦略的な調整で重大な進展を得ること、都市・農村住民の所得の急速な増加、社会建設の強化、改革・開放の深化が掲げられている。