新華社はこのほど、2010年の中国10大ニュースをまとめた。以下は発生した順に並べたもの。
1. 上海万博の開催
上海世界博覧会(上海万博)が5月1日から10月31日まで行われた。
上海万博は、北京オリンピックに続く中国で開かれた世界的イベントで、発展途上国で初めて行われた万博でもある。テーマは「より良い都市、より良い生活」。184日に及ぶ開催期間中、246の国・国際組織が展示、フォーラム、パフォーマンスなどを通して人類文明の調和・共生に対する強い思いを示した。来場者数は万博史上最高の7308万人に達した。
2. 両岸経済協力枠組協議を締結
海峡両岸関係協会と海峡交流基金会は6月29日、重慶で第5回トップ会談を開き、『両岸経済協力枠組協議』(ECFA)および『両岸知的財産権保護協力協議』に調印した。
『両岸経済協力枠組協議』の調印は、両岸の経済関係の正常化を推し進めた。これは両岸関係の平和的発展における重大な進展で、両岸関係史の一里塚ともなる。