第18回党大会における胡錦涛氏の報告(要旨)

第18回党大会における胡錦涛氏の報告(要旨)。

タグ: 第18回党大会 胡錦涛 報告 要旨

発信時間: 2012-11-20 11:03:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

十 「一国二制度」の実践を豊かにし、祖国の統一を推進する

香港、澳門は祖国に復帰してから、祖国の大陸部と強みを相互補完しあって、ともに発展するための広びろとした道を歩んできており、「一国二制度」の実践は世界じゅうのすべてが認める成功を収めた。香港、澳門に対する中央政府の諸般の方針・政策は、国家の主権、安全保障、発展の利益を守り、香港、澳門の長期的な繁栄と安定を保つことを根本的趣旨としている。中央政府は厳格に基本法に基づいて事を運び、特別行政区の行政長官と政府が法律に基づいて施政に取り組み、香港、澳門の各界の人びとを率いて一意専心経済発展に励み、民生を確実かつ効果的に改善し、順を追って一歩一歩民主を推進し、包容・協同の姿勢で調和を促進するよう確固としてサポートするとともに、大陸部と香港、澳門との経済貿易関係を深め、各分野での交流と協力を推進し、祖国と香港・澳門を愛するという旗じるしの下での香港・澳門同胞のさらなる連帯を促す。

われわれは、香港同胞と澳門同胞に特別行政区を上手に管理し、建設する知恵や能力、方法があるばかりでなく、国の事務においても積極的な役割を果たし、全国各民族人民とともに中国人としての尊厳と栄光を共有できるものと、確信している。

平和統一は台湾同胞を含む中華民族の根本的な利益に最も合致するものである。平和統一を実現させるには、何よりもまず海峡両岸関係の平和的発展をしっかりと保たなければならない。あくまでも「平和統一、一国二制度」の方針を堅持し、両岸関係の発展に取り組み、祖国の平和統一を推し進める八項目の主張を堅持するとともに、両岸関係の平和的発展の重要な思想を全面的に貫徹し、両岸関係の平和的発展に向けた政治・経済・文化・社会的基盤をうち固め、深化させ、平和統一のためにより多くの条件を創り出さなければならない。

われわれは一つの中国という原則を終始堅持し、両岸間の交流と協力を推進し続け、両岸同胞の団結・奮闘を促進することに努め、「台湾独立分子」が祖国を分裂させようとする企みに断固反対しなければならない。中国人民はいかなる者や勢力がいかなる方式によって台湾を祖国から切り離そうとすることも決して許さない。

中華民族のすべての人びとは手を携えて、ともに努力していけば、中華民族の偉大な復興を心を一つにして実現する中で必ず祖国統一の大業を成し遂げることができるであろう。

 

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