われわれは、世界で生じた事柄は、国内に影響を与える可能性があり、われわれが国内で行った事柄も世界に影響を与えることに注意を払わなければならない。この過程において、われわれの行動が世界に与える影響をプラスなものにするとともに、世界の平和と発展にプラスになるようにしなければならない。世界の平和と発展にマイナスになることは、決して行ってはならない。
われわれがさらに注意しなければならないのは、愛国主義と国際主義の教育を結び付けることである。中華民族には歴史的に愛国の伝統がある。グローバル化が深く発展する今日、われわれも庶民、わが国の青少年を対象に国際主義の教育を展開することが必要だ。革命を進める過程において、われわれの党は愛国主義と国際主義を結び付けることを非常に注視した。その時、人びとはわれわれの革命を支持し、われわれは人びとの革命を支持した。今日、平和と発展が世界の直面する二大テーマになっている時、われわれは一貫して平和と発展の道を歩むとともに、互恵・共同利益という開放戦略を実践しなければならない。われわれは自らが良くなることを望み、世界が良くなることも望んでいる。青少年が祖国を愛し、人類も愛するよう教育することが必要だ。広い心があってこそ、われわれ中国人はより大きな貢献をすることができるのである。
09年の国際情勢の発展と変化はある種の一里塚的な意義をもつかも知れない。新枠組に向けて歩む世界は必ずより公正で平等なものになり、繁栄し進歩していくだろう。これがわれわれ中国の希望であり、世界の希望である。
「チャイナネット」 2009年12月4日
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