日本海軍興亡史 3年余で灰燼に帰したのは

日本海軍興亡史 3年余で灰燼に帰したのは。 8月8日早朝、東郷茂徳と鈴木貫太郎は協議した後、皇居に赴いて昭和天皇に拝謁、最高戦争指導会議を招集して「ポツダム宣言」を受け入れて、戦争を終結させるという提案事項を議論した…

タグ: 日本 海軍 歴史 ポツダム宣言 天皇

発信時間: 2011-01-04 15:23:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

だが、日本海軍は異なり、現在の日本憲法は決して日本国が軍隊を保有することを認めていないが、旧日本海軍と現在の海上自衛隊は組織上、血縁関係にあることから、海上自衛隊が保有する近代的な武器・装備は、より恐るべき威嚇力を有している。海軍は日清戦争や日ロ戦争、太平洋戦争初期において3度、輝かしい経験がある。

人類の歴史はまさに一部の人類がエネルギーを掌握した歴史であり、とくに近代以降、こうした傾向はさらに顕著になった、と言われている。より多くのエネルギーを掌握するため、人類の活動範囲は従来の居住地を越え、深山や大海へと進軍した。現在、人類の技術が宇宙空間に向けてエネルギーを模索するにはまだ不十分な時に、視線が地球表面積の70%を占める海洋に集中するのは非常に自然なことだ。人類の歴史はすでに非常に長いが、各世代の時間はまた非常に短く、この非常に短い時間という意義から考えれば、海洋はほとんど人類に無限のほとんどすべての類の能力とエネルギーを提供してくれる。

誰が海洋を支配するか、誰が陸地を支配することができるか、少なくとも陸地に強烈な影響を加えることができるか。米国人のアルフレッド・マーハンの結論は、すでに米国の世界覇権の形成とドイツと日本、ソビエトこの3つ帝国の覆滅により実証されているが、時代が変わっていることから、修正が必要なものもあるが、基本的には今でも通用する。

海洋への進軍は、決して見るにそれほど簡単、容易に行えることではなく、船舶があるだけでは不可能だ。茫々たる大海は一刻も穏やかであることはなく、いわゆる海洋精神とは、柔軟な思考方法と臨機応変の対応能力のことであり、ある教条または原則を死守していれば大海を制服することはできない。かつてどのような船舶があったにせよ。羅針盤と海図を製作したイタリア人、アメリカ大陸を発見し、地球が丸いことを立証したスペイン人とポルトガル人、捕鯨技術と造船技術を主導した全世界のオランダ人、「太陽の沈まない帝国」を築いた英国人と太平洋を「米国の湖」に変えた米国人、天賦の才からか、または幸運からか、いずれにしろそうなのだ。海洋精神とは決して単に冒険と賭けを意味しているのでなく、国境を越えること、歴史を洞察する思考方式をも意味しているのだ。

洞察力、とくに歴史の変化に対する洞察力が欠けていては、海洋に向かうことはできない。

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