◆インドメディア:「海南」は沈没しない空母
インドのヒンドゥスタンタイムズ紙の電子版は20日、ゴルフ場が多い海南省三亜で、中国の企業家らが「財産を守ってくれる原子力潜水艦がある」と冗談を言っていると伝えた。今夏、中国初の航空母艦がこの南部の海岸で戦艦の陣列に加わる。
成都ではJ-20が2回目の試験飛行を行った。南部の空軍と海軍の迅速な近代化について、中国の態度は否定と公開の間をさまよっている。二桁の国防費の増加に人々の不安は募っている。
北京は今、海外からの軍事力への注目をかわした後、曖昧な表現で低調に処理するなど新しい方法で対処している。この策略に中国の周辺国や米国が警戒し、南中国海及び諸島の「争うことのできない主権」を主張することで何を暗示しているのか様々な憶測をしている。
大連で改修中の中国の空母「ワリヤーグ」の公式写真がメディアで発表後、数日とたたないうちにJ-20試験飛行の情報が軍事サイトで瞬く間に広がった。
ホノルルの中国問題に詳しい専門家、モハン・マリク氏は、「海南は現在、中国の南中国海における沈没しない航空母艦とみなされている。ここは中国が建造中の空母の船籍港にもできる。三亜は最大の潜水艦建設基地で、インド洋の海上ルートを守るという戦略的に重要な役割も発揮する」と語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月22日