中国の第28次南極科学調査隊員が乗船した南極に向かって進んでいる観測船「雪竜号」が6日、琉球諸島沖で日本の哨戒機に遭遇した。「中国新聞網」が伝えた。
船長の瀋権氏に対する事前の取材で、瀋船長は、「日本の哨戒機は今日必ず現れる。毎年来るから。」と言っていた。
これを踏まえ午前から、記者は「雪竜号」の7階にある操縦室で待っていた。午後1時30分ごろ、操縦室で当番を当たる朱利さんが突然、「日本の哨戒機だ」と叫んだ。
記者は用意していたカメラを手に、操縦室の外の甲板に飛び出した。日本の哨戒機は「雪竜号」の船頭と船尾の上空でしばらく停止し、調査船を2周してから飛び去った。