解放軍報:支持を得るのは難しい「米日+1」構想

解放軍報:支持を得るのは難しい「米日+1」構想。 日米の主流メディアは近ごろ、「アジア太平洋地域の情勢は火薬のにおいが濃くなってきた」といった論説を大きく伝え、「米日+1」の新戦略で新たな情勢の変化に適応する必要があると強調している。この新戦略は誰にかかっているのか…

タグ: アジア 太平洋 日本 米国 NATO フィリピン 

発信時間: 2012-05-24 16:07:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ではインドはどうか?インドのシン首相も、「中国のような活力に満ちた大国をけん制するのは不可能だ」と主張している。ベトナムはどうか?ベトナムも中国に対して裏と表を使い、米国が「色の革命」を行うのを恐れている。韓国はどうか?韓国の首脳も同盟して朝鮮に対抗したが、連合で「中国けん制」となると必ずしも乗り気ではない。

フィリピンなら乗ってくるかもしれないが、その価値がどれほどか?フィリピンの首脳は、「フィリピンの政治はASEAN、安全保障は米国が頼みの綱」と語ったことがあるが、ASEANがフィリピンの顔を立てるか?まずそれはないだろう。米国は本当にフィリピンの顔を立てるか?米国はフィリピンが中国と争うのを支持しながら、渦中に引きずり込まれるのは敬遠している。

実際のところ、東アジアの火薬のにおいは濃くなってなどいない。主に米国の覇権思想と冷戦思想、そして米国の力を借りて軍事拡大を図り、世界3位に甘んじない日本の政策が悪影響を与えているのだ。中国は覇権や順位にはこだわらず、ウィンウィンと平等な扱いを主張している。中国は情勢の変化に対して、無数ではないが、最悪の準備がないわけではない。まずは大勢を見据え、大局に気を配り、平和を願い、柔よく剛を制すことだ。それを中国の弱さだと考えるのは大きな間違いだ。(作者:中国国際問題研究基金戦略研究センター 王嵎生主任)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月24日

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