中国空母が直面する4大試練

中国空母が直面する4大試練。 中国初の空母「遼寧号」の引渡しが完了しだが、空母の就役はそれがすぐさま即戦力になるというわけではない。「遼寧号」が実戦能力を身につけるにはまだまだ長い道のりが必要となる。少なくとも以下の4つの試練を乗り越えなければならない…

タグ: 空母 遼寧 試練

発信時間: 2012-10-27 10:58:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

試練三:システム全体の擦り合わせ

空母はそれ自体が複雑な巨大システムである。成熟し完全で機能が揃った空母には必ずさまざまな設備が搭載されている。例えば、大型フェーズドアレイレーダーや対空三次元レーダー、誘導レーダー、防空ミサイル等である。これらの設備の能力を十分に発揮させるには、それぞれの設備の運行が良好であると同時に、設備間の協調性を確保し、調和の取れた運行を実現しなければならない。

空母が長時間遠洋活動を行う際の各種後方支援補給や装備の技術的メンテナンス問題が目立ってくる。長期に渡る航行と海上での生活は船員の精神面にも大きな影響を与え、それは直接空母の戦闘能力に影響してくる。これらのまったく新しい問題をどのように解決するか、それが「遼寧号」の厳しい試練であり、空母で活動する全ての兵士が実践の中で絶えず模索していかなければならない課題でもある。

 

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