空母軍港は通常の軍港と何が異なるのか?海軍軍港建設某工程部隊の副部隊長でシニアエンジニアの張宏武氏は27日「空母軍港は通常、広大な艦艇停泊スペース、整った後方勤務・補給システム、良好な日常的修理保全能力、便利な生活関連施設といった4大機能を備えている」と説明した。「新華網」が伝えた。
張氏によると、まず1つまたは複数の空母艦隊が停泊できるスペースが必要だ。空母軍港の埠頭の大部分は各種軍用艦船ができるだけ多く停泊できるよう、水深の深い突堤式埠頭となっている。
次に、整った後方勤務・補給システムが必要だ。空母軍港は様々な種類の艦艇や航空機、莫大な数の乗組員を支えることができなければならない。
第3に、良好な日常的修理保全能力が必要だ。空母は1年の3分の1を修理保全に費やす。このため軍港は整った修理施設を備え、艦載機および母艦の乗組員レベルの修理保全ができなければならない。
第4に、便利な生活関連施設が必要だ。空母艦隊が母港で整備を受けている間、将兵は便利な生活関連施設を必要とする。将兵の生活消費は地元の消費を先導し、独特な空母経済を形成する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年2月27日