日本はどこまで沈むのか

日本はどこまで沈むのか。 中国は今年8月に日本を抜いて世界第二の経済大国となった。日本の不動産価格も1974年の四分の一の水準まで落ち込んでいる。いまや、ドイツをはじめとする工業国家は日本を参考としてそこから教訓を学ぼうと考えている。つまり、日本が1991年に迎えた危機とそれに続く長期的衰退のような事態ををいかにして避けるかである…

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発信時間: 2010-11-29 11:03:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

・皆がみな拝金主義

深刻化する高齢化の問題を考えるとき、日本の政治家は高度科学技術が何か実際的な面で役立つことを期待している。例えば、ロボットを使って老人を介護するという案があったが、これはうやむやのまま消えた。「このような案を本当に実行したならば、日本は破産するだろう」と78歳の石原慎太郎氏は述べる。

「もう周りの隣人たちに関心がないんですよ」と老人ホームを経営する59歳の根本明氏は言う。彼は毎日スタッフと一緒に自転車に乗って、地区内で忘れられた老人たちを探している。彼の住む地区の住民たちは、たまに重病の老人を見舞いに行くだけである。それよりも経済や輸出の問題のほうを気にしているようだ。

確かに、中国の経済成長に乗じて輸出の利益をあげられるようになった日本企業は近年ますます多くなっている。しかし地域に目を向けると、倒産したり、大企業と共に中国に移転していく中小企業も見られる。倒産する商店がますます多くなれば、その地区は住民さえも最後にはいなくなってしまうだろう。

多くの日本家庭で、失業者が自分の親の年金や貯金を使って利益を得る事例が増えており、多くの老人たちが若者の搾取対象に成りさがっている。「みんなお金のことしか考えてないんです」と根本明氏は言う。

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