震災で春を迎えた日本の電気自動車

震災で春を迎えた日本の電気自動車。 大地震により原子力発電所の多くが被害に遭い、福島原発事故が起きたことで、まるで戦時中に戻ったかのように長期間、日本はガソリンや電気の不足に陥ることになった。そうした中、電気自動車のチャンスがやってきた。三菱自動車の技術者は「地震発生後、直ちに電気自動車30台を被災地に届けました」と語った…

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発信時間: 2011-05-08 11:16:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:新たな電気スポーツカー

そうした中、地震から2カ月近くたってようやくガソリンスタンドが営業を再開し、今度は電気不足が被災地での問題となった。そこでまたもや電気自動車が活躍することになるとは自動車会社も予想だにしなかった。

「従来の電気自動車は車に搭載した電池に蓄電するスタイルだったが、今では多くの消費者が電気自動車を蓄電池にすることを望んでいる。これだと、停電の際に電動自動車から家の照明や冷蔵庫に電気を供給できる」と三菱自動車の技術者は驚いている様子。

これは従来の電気自動車のデザインでは考えられたことのなかった問題だ。炎天下の真夏の到来を前に、日本政府は国民に今夏15%の節電を呼びかけた。真夏日にエアコンの電力使用量がピークに達すると、日本は25%電力不足になるといわれる。節電しなければ、このまま計画停電を続けることになる。

そうなれば、冷蔵庫の中の食料品がダメになり、日常生活に支障をきたすようになる。

日本では蓄電池を購入する家庭が増えている。数十時間持つ家庭用の蓄電池の販売価格は約180万円。一方、電気自動車の販売価格は300万円だ。

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