――全方位的、多元的な輸出入市場の枠組みが形成された。改革開放後、中国は対外貿易を全方位的に発展させ、世界の圧倒的多数の国や地域と貿易関係を築いてきた。貿易パートナーは1978年の数十の国や地域から現在の231の国や地域へと発展している。EU(欧州連合)、アメリカ、ASEAN(東南アジア諸国連合)、日本、他のBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド)などが中国の主要な貿易パートナーとなっている。新しい世紀に入っていらい、中国の新興市場および発展途上国との貿易で比較的速い伸びが続いている。2005年から2010年までに、中国とASEANとの貨物貿易に占める中国の貨物貿易比率は9.2%から9.8%に上昇し、他のBRICs諸国との貨物貿易に占める比率は4.9%から6.9%、ラテンアメリカとアフリカとの貨物貿易に占める比率はそれぞれ3.5%、2.8%から6.2%、4.3%に上昇した。