【新華社北京7月22日】中国人民銀行(中央銀行)が7月19日に発表した『2012年上半期の金融機関貸付の投下先に関する統計報告』によると、2012年上半期、中国の銀行貸付において、固定資産貸付の伸び率が上昇に転じ、企業への中長期貸付は減少、不動産貸付の伸び率は上昇に転じていることが明らかになった。20日付中国証券報が伝えた。
報告書によると、6月末の企業及びその他の部門向け人民元・外貨建て固定資産貸付残高は前年同期比10.3%増の20兆2800億元で、増加率は第1四半期末を0.4ポイント上回った。報告書は「上半期、中国の工業関連企業への中長期貸付の伸び率は減速し続けており、不動産貸付の伸び率はやや上昇に転じている」と指摘した。
「新華網日本語」より 2012年7月22日