韓国紙:中国の公害と先進国が享受するメイドインチャイナ

韓国紙:中国の公害と先進国が享受するメイドインチャイナ。

タグ: 北京 スモッグ 汚染 

発信時間: 2013-02-17 15:39:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国がこのままローテク、高汚染の現段階に停滞し続けることはない。米国の心理学者であるアブラハム・マズローが唱えた欲求階層説によれば、人間は基本的な欲求を満足すると、次の段階を求めるようになる。韓国も1980年代後半、衣食住の問題がほぼ解決をみた後、続々と環境保護団体が出現して「環境法」の基礎が確立された。経済発展がある程度まで進むと、人間は自然と環境問題に関心が向くようになり環境分野に投資するようになるのだ。だから「裕福になるほど衛生的になる」といえるのだろう。

現在、中国は先進国に追いついたところにあり、先進国がたどった誤りを繰り返すことなく発展の道を模索できる。言い換えれば、中国は先進国がすでに淘汰したような古い技術を使う必要はなく、直接全く新しい先端技術を利用できる。たとえば日本がごみ焼却による汚染問題で困ったことがあったが、のちに韓国は先端技術を使ってその危機を回避できたようなものだ。今、中国はまさにこの「後続者」の位置にいる。

今年の冬、私たちは中国政府の濃霧問題に対する対応の変化を目のあたりにした。彼らはリアルタイムで汚染指数を公開した。私は現在の中国の環境はとても1980年代の韓国に似ていると思う。環境保護運動の高まりとともに環境への投資も徐々に増える。中国は早晩、環境改善の方向を見定め、最終目標を実現するだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月17日

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