陳所長によると、中国経済は新たなステージに入り、中くらいのペースの発展が主流だ。中国経済は32年にわたって10%の成長率を維持し、GDPの国民一人あたり平均は毎年9%増加し、6億人が貧困状態から脱し、世界中を驚かせる奇跡を成し遂げた。これからの中国経済が中ペースの発展に落ち着くのは、発展の法則からいって当然のことだ。またこれからの中国経済は構造の改善、産業のグレードアップ、科学技術イノベーション、改革の深化といった経済のグレードアップ措置をうち出し、中ペースで健全かつ持続可能な発展へと移行していくとみられる。中国経済の適度なペースダウンは世界にとって好ましいことだ。成長率が7.5%になっても、中国は主要経済体の中で唯一際だった成果を挙げ続けるとみられる。
また陳所長によると、これからのグローバル経済は米国を中心とした先進国と中国を中心とした新興経済体とがともに牽引するようになり、世界経済は力強く、持続可能で、バランスの取れた成長という目標を実現できる見込みだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月6日