李総理は今年年初以来、内モンゴルに2度にわたって赴き、西部開発を推進し、経済発展に最大の活動余地をもたらすべきだとの見方を示した。さらに重慶と瀋陽も訪れ、「黄金水道」による長江経済ベルトの建設と東北旧工業拠点の振興・再出発という方針をそれぞれの地で打ち出した。
発展改革委員会がこのほど発表した「地域経済の調和的発展の積極的な推進」では、下半期には東部地区でさらに高レベルの開放的な発展を実現し、経済成長をけん引し安定させる東部地区の作用を十分に発揮させることが求められた。
注目すべきなのは、「北京・天津・河北一体化」「シルクロード経済ベルト」「21世紀海上シルクロード」「長江経済ベルト」という4大重点戦略がついに幕を開けたことである。
注目点3:消費と有効投資の双方を重視