日韓、あの手この手の国家イメージ戦略

日韓、あの手この手の国家イメージ戦略。 昨年、商務部主導で制作された「メイド・イン・チャイナ」のPR映像がCNNで放送されたのに続き、今度は国務院新聞弁公室が国家のイメージアップをはかる短編映像を制作した。世界の一部の国、とりわけ中国の隣国の日本と韓国は、以前から「国家PR」を重視し、国家イメージの宣伝に力を入れてきた…

タグ: 国家イメージ

発信時間: 2010-08-12 16:56:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

<第二手> 正確なポジショニング

自国の文化や産業面の顕著な特徴とにらみ合わせて、国家イメージを正確にポジショニングし、国家イメージの「簡単な記号」をつくることは、国家イメージを宣伝する有効な方法である。日韓はこれを非常に重視している。

韓国では02年のW杯開催以来、国家イメージを非常によく概括したことば――「ダイナミズム韓国」が生まれた。

日本は第2次世界大戦以降、国家イメージがなかなか定まらなかったが、近年は経済大国のイメージを超えようと試みている。韓国のようなキャッチフレーズは長いこと打ち出されていないものの、「環境保護の日本」というイメージが出現している。

日本にとって、環境保護を突破口として国際社会でより大きな役割を果たすことは、唯一無二の選択であろう。日本を訪れた観光客は至るところで「環境保護」を目にする。「環境保護」は日本の重要な「記号」になっているのだ。

 

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