日韓、あの手この手の国家イメージ戦略

日韓、あの手この手の国家イメージ戦略。 昨年、商務部主導で制作された「メイド・イン・チャイナ」のPR映像がCNNで放送されたのに続き、今度は国務院新聞弁公室が国家のイメージアップをはかる短編映像を制作した。世界の一部の国、とりわけ中国の隣国の日本と韓国は、以前から「国家PR」を重視し、国家イメージの宣伝に力を入れてきた…

タグ: 国家イメージ

発信時間: 2010-08-12 16:56:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

<第四手> 国際チャンネルの開設

いま、世界の世論づくりの重要な地位は欧米の大手メディア、特に米国の主流メディアが占拠し、世界に向かって「米国式」の思考や観点を提供している。

この独占状態を打破するために、日本は多額の資金をつぎ込んで世界一流のメディアをつくり、国際的な発言権を取得しようと努力しているところである。06年、当時外務大臣であった麻生氏は英語の国際チャンネルを開設し、海外に日本の文化を積極的にPRしようと呼びかけた。そして09年2月、10年間の準備期間を経て、NHKは海外視聴者向けの24時間放送の英語チャンネルを開設した。

「世界にリアルな日本を伝える」「日本に対する誤解を少なくする」ことがNHK国際チャンネルの重要な使命だ。国際チャンネルは「国家PR」の先鋒としての役割を担い、日本の国家PRの強力な武器となっている。日本政府はこのためにNHKに68億元の資金を割り当てたという。日本政府は自分たちの意図――このプラットフォームを使って、「アジアのスポークスマン」としての国際イメージをつくり、世界に日本政府の声を伝える――を少しも隠そうとしていない。

 

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