父に日本側の謝罪の言葉を聞かせたい

父に日本側の謝罪の言葉を聞かせたい。 「父はもうあの世に行ってしまいましたが、最終的な勝利を知らせてあげたい。だから私は、損害賠償請求を続けます」。日本に奴隷のようにこき使われたことの動かぬ証拠である「華人労働従事證」を保有する天津市の崔慶雲さんの死去後、養女の王蘭芬さんが訴訟継承人となって、弁護士と「対日訴訟委託契約書」を結んだ…

タグ: 華人 強制労働者 弁護士  歴史

発信時間: 2010-12-28 11:44:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

父の最大の願いは日本側の謝罪

童弁護士と王蘭芬さんはこのほど、「訴訟委託契約書」を結んだ。法律に基づけば、養女は実の子どもと同等の権利を有するため、王さんは訴訟を継承する権利を完全に保有している。請求する損害賠償額はこれまでと同じく1億円。童弁護士は、損害賠償を勝ち取ることに自信を見せる。崔さんが大切に保管していた「華人労働従事證」には、当地の知事の署名もあるからだ。これは当時、崔さんが奴隷のようにこき使われていた動かぬ証拠である。

童弁護士は今回再び日本へ行き、まずは熊谷組と接触する。日本の友好人士や有識者を通じて、熊谷組に働きかけたいとしている。もし交渉がうまくいかなかったら、証拠を持って東京地方裁判所に提訴する構えだ。その間、熊谷組との和解の可能性も排除しない。童弁護士によると、この案件は成功報酬制で、現在までのところいかなる費用も受け取っていないという。

王さんは、「父の生前の最大の願いは、日本側の謝罪の言葉を聞きたいということでした。しかし父が亡くなるまで、日本側はいかなる態度も表明していません。父は生前、必ず訴訟を続けると言っていました。あの世でも、最終的な勝利の知らせを聞きたいと願っていることでしょう」と話す。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月28日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。