中国の高速鉄道に対する日本の非難は不合理

中国の高速鉄道に対する日本の非難は不合理。 このほど、中国の高速鉄道の試験走行速度が時速486キロに達し、世界記録を打ち立てた。しかしこれと同時に、日本などは、中国の高速鉄道は日本の技術を盗んだものだと非難している。このような発言は中国の高速鉄道の発展能力を過小評価しており、中国を誣告、中傷するものである…

タグ: 高速 鉄道  技術 走行速度

発信時間: 2011-01-04 17:20:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真:中国の高速鉄道の模型

ある統計によると、中国は高速鉄道に関する特許を1000件近くも申請しており、中核技術の15%以上は独自に生み出したもの、機関車や設備の国産化率も85%以上に達している。2010年、中国の高速鉄道車両の設計時速は350キロに達し、日本の新幹線より25%速い。350キロの技術を有する者が250キロの技術を盗むだろうか。最近は486キロという世界記録も打ち立てたのである。

日本は証拠がない中で、中国の高速鉄道は権利を侵害していると公の場で批判しているが、これは中国の高速鉄道関連企業、ひいては中国のイメージを損なうものである。このようなやり方は適当とはいえず、中国の同業者に対する誹謗中傷であり、不当な競争行為である。

中国の高速鉄道が権利を侵害しているのかどうかは司法判断にゆだねられるものであり、日本の企業が作り出した世論によって判断されるものではない。日本の世論の背後には、中国が高速鉄道の国際競争に参加したことにより日本が成功する可能性が低くなったことがある。中国の高速鉄道を中傷することで、世界の高速鉄道プロジェクトにおいて中国よりも優位に立つためなのである。もう一つの理由として、嫉妬によって心態上のバランスを失い始めたこともある。

世界は、中国の発展に対し冷静に対応しているのと同じように、中国の高速鉄道の発展に対しても平常心で対応しなければならない。いかなる分野においても、中国が永遠に追随者ではありえない。中国もリードする立場になりうるのだ。(筆者=日本関係の専門家・王錦思)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月4日

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