離婚率結婚率ともに上昇
考えさせられることに、離婚が増えると同時に、震災で絆が強まるという反対の傾向も見られる。調査によれば、日本の未婚男女の中には大震災後強烈な不安感に襲われ、慌てて結婚しようとする人も現れている。結婚に心理的な安定を求めているだろう。震災後は結婚件数も大幅に上昇している。
日本メディアでコメンテーターが指摘していたのは、大震災で多くの女性が自分の生き方を再考している、そして結論として結婚を選択している人が増えているという点だ。彼女たちは震災を通し、男性が家庭にいると安心感が増すと思ったのだ。あるNozzeという結婚情報センターでは、3月の震災以来、女性会員が13%増加したという。また、O-netという結婚紹介会社では、顧客の成婚率が20%アップしている。
結婚ブームは低迷していた宝飾品市場も盛り上げている。日本最大の百貨店のひとつ、高島屋東京店によると、婚約指輪、結婚指輪の販売は昨年同期比で30%増加している。購入者の多くは若いカップルだ。販売員は「自分のパートナーとの関係を確認したい強い気持ちの表れ」と見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月23日