トヨタ自動車、中国で新エネ車開発戦略を発表

トヨタ自動車、中国で新エネ車開発戦略を発表。

タグ: トヨタ自動車,豊田章男,新エネ車,合弁

発信時間: 2011-10-29 15:29:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

トヨタのHEVは大量生産を実現した数少ない省エネ車、新エネ車で、世界における販売台数は今年8月までに330万台を超えた。トヨタの技術担当常務取締役の吉貴寛良氏は次のように語っている。トヨタのハイブリッドシステムは、バッテリーの電力駆動電機を利用して純電気走行を実現できる。ハイブリッドシステムのコア部品(バッテリーや電機など)を持っているため、ハイブリッド技術は、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)への延伸が比較的容易だ。

しかし、多くの業界関係者は、トヨタが全額出資して建設するTMECが、新エネ車の生産にかかわるコア技術を第一自動車と広州自動車に提供することに疑問を抱いている。国家発展改革委員会産業協調司の陳建国司長は、TMECの着工式であいさつし、次のように指摘した。第一自動車トヨタと広州トヨタの新エネ車事業が遅れているのは、トヨタの保守的な体質と密接にかかわっている。トヨタが肝心なときに兄弟(第一自動車と広州自動車)に手を差し伸べなかったことは事実だ。

中国の「自動車産業調整振興計画」は次のような方針を打ち出している。2009年から2011年までの間に、電気自動車の生産と販売を一定のレベルに引き上げなければならない。主要な乗用車メーカーは、認証を取得した新エネ車を生産できる体制を整え、新エネ車全体の技術を世界の先進的なレベルに引き上げなければならない。

(新華網日本語)より 2011年10月29日

 

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