日本では、16日衆議院が解散し、数十日以内に世界の政界でこれまでに前例のない「7年で7人の首相」という悲惨な記録が作られるだろう。首相の椅子を狙って、日本の各政党は混戦模様で、与党内部からは次々と離党者が出ている。大政党は衆議院での過半数獲得のために小政党を取り込もうとし、小政党は連合して規模を拡大しようと画策している。
日本の国内政治の混乱が激化する背景には、経済がさらに衰退に向かっており、外交ではこう着状態が続いていることがある。国際世論は大方が自民党の安倍晋三総裁が次の首相になるとみている。15日、安倍氏は領土問題について「話し合いの余地がない」と発言しており、彼が中国に降伏することは考えられない。前にも安倍氏は1980年代の日本の慰安婦問題での謝罪声明を翻そうとして、すでに韓国を激怒させている。
内憂外患の現状に、日本は本当に耐えられるだろうか。14日、野田首相の衆議院解散表明をうけ、インド外務省はすぐにシン首相の訪日延期を発表した。これはすぐに解任される野田首相と会っても何の意味もないからだろう。在インド日本大使館の説得も無駄だ。また、米国シンクタンクは米国政府に対し、日本の政治が不安定な時期を利用して、米国の戦略目標を進めるよう呼びかけている。
日本又开始“换首相” “七年出七相”引来嘲讽
日本今天解散众议院,几十天内可能为世界政坛创下“七年七相”的荒诞纪录。为了争夺首相宝座,日本各政党出现混战,执政党内部成员纷纷“叛逃”、大党为在众议院获得半数席位拉拢小党,小党则谋划联合试图以小搏大。
日本国内政治混乱加剧的背景是国内经济再次面临衰退,外交上僵局难解。国际舆论普遍认为,自民党总裁安倍晋三将成为下届日本首相。15日,安倍发表讲话称,在领土争端问题上“没有谈判空间”,他不会向中国投降,此前,安倍要推翻上世纪80年代日本在慰安妇问题上的道歉声明的言论已经激怒韩国。
面对内忧外患,日本真的“伤得起”吗?就在14日野田佳彦宣布将解散众议院后,印度外交部立即取消总理辛格15日对日本的访问,因为跟肯定要下台的野田会见毫无意义,日本驻印度大使馆的恳求也无济于事;与此同时,美国智库呼吁政府要利用日本的政治动荡期,推动实现美国的战略目标。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月16日