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発信時間： 2013-01-11 11:37:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本新聞網1月10日付け記事によれば、日本の防衛省は10日午前、殲-7（J-7）、殲-10（J-10）を含む10機あまりの中国戦闘機が日本側がいう「防空識別区」を飛行したが、「日本の領空」は侵犯していないと発表した。自衛隊のF15戦闘機の緊急発進による妨害はあったが両国間に摩擦は起きていない。防衛省は、目下まだこの件について「特例としない」声明は発表していない。

防衛省高官によれば、航空自衛隊は10日昼過ぎ、中国軍の戦闘機数機が東中国海上空の「日本防空識別区」に進入したことを確認、那覇基地からF-15戦闘機を緊急発進（スクランブル）させ、これに対応した。中国機がしばらくしてこの区域から出たため、双方に空中での摩擦はなかった。この高官によれば、「航空識別区」に進入した戦闘機はJ-7とJ-10などだったという。

昨年12月、中国国家海洋局所属の航空機が釣魚島周辺のいわゆる「日本領空」に侵入した後、中国機はこの周辺の飛行を継続的に行っている。防衛省は警戒を強めており、今回の件を「特例としない」声明は発表していない。

防空識別区は各国で他国からの領空侵犯を防止するため、自国で設定している区域である。東中国海上空で日本の識別区は中日中間線を越境している。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2013年1月11日

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